看護師が仕事と育児を両立させるために、一番大切なのは「謙虚な姿勢を忘れないこと」です。
育休明けに仕事復帰する際には、休暇前にどんなに優れた看護師だったとしても、すぐに元のように戻れるわけではありません。
医療技術の進歩はかなり早いため、現場を離れていた間に取り巻く環境はめまぐるしく変わっています。
ママ看護師が復帰後すぐに馴染めないことは、病院側も把握しており、早く勘を取り戻せるように自分なりに努力できる人材かを見ているのです。
また、育児休暇取得前の給料よりも復帰後の給料が下がってしまうことも考えられます。
面接の際には、自信過剰と捉えられるような態度は控え、謙虚な気持ちを忘れないようにしましょう。

育児と仕事を両立させたいという前向きな姿勢をアピールすれば、ママ看護師でも積極的に採用してくれる医療機関は多くあるはずです。
しかし、自分の希望条件が必ずしも100%叶えられるとは限りません。内定をもらってから、入社すべきか迷ってしまい、時間を無駄にすることにならないように優先したい希望条件は明確にしておくべきです。
どの条件であれば妥協できるか、どうしても譲れない条件は何なのか、しっかり把握しておく必要があります。

仕事と育児の両立には、さまざまな問題がついて回ります。
「休みの申請は何日前にしなくてはいけないのか?」「ママ看護師は何人くらいいるのか?」など再就職の際に気になる細かな点は求人票にはなかなか記載してないことも多いものです。
情報収集したい場合には、看護師転職サイトを利用すると良いでしょう。